メンション
メッセージの中でユーザーをメンションすることは、すべてのチャットツールで利用可能な重要な機能です。 各チャットツールは、ユーザーをメンションするための独自のアプローチを持っていますが、クロスプラットフォームでのメンションをビルトイン機能として提供しているものはありません。
Pritellを使えば、複数のチャットツールでユーザーを簡単にメンションすることができ、通知を受け取ることもできます。
Pritellで、他のユーザーにメンションする方法は2つあります。
重要
二つの方法は得られる結果は同じですが、設定を行う方法が大きく違います。
リンクされているユーザーへのメンションは、メンションを受け取れるように設定するのはメンションを受け取るユーザーが設定します。
ニックネームはメンションを送信したいユーザーが設定をする必要があります。
リンクされているユーザーへのメンション
重要
メンションを受け取るユーザーがUniversal Channelを使いリンクされているすべてのチャンネルのワークスペースで、アカウントを所持している必要があります。
所持していない場合、他の方法にニックネームを設定し、メンションをする方法もあります。
以下のセクションでは、ユーザーがSlackのメッセージにSlackユーザーへのメンションを含むメッセージを送信します。
このメッセージが接続されたTeamsチャットに共有され、Pritellは対応するTeamsユーザーへのメンションに変更します。
SlackからのメッセージとSlackユーザーへのメンション
メッセージがTeamsに共有され、対応するTeamsユーザーがメンションされる
これは逆方向でも可能です。
ユーザーがTeamsチャットにTeamsユーザーへのメンションを含むメッセージを送信すると、そのメッセージは接続されているSlackのチャンネルに共有され、Pritellはそのメンションに対応するSlackユーザーへのメンションに変更します。
TeamsからのメッセージとTeamsユーザーへのメンション
メッセージはSlackに共有され、対応するSlackユーザーがメンションされる。
重要
SlackとTeamsのユーザーアカウントがリンクされている場合、リンクされているユーザーに対してメンションするメッセージの内容は変わりませんが、メッセージが到着したワークスペースのアカウントを参照するようにメンションが変更されます。
リンクされているユーザーへのメンションを機能させるためには、ユーザーはまずアカウントをリンクする必要があります。
ニックネーム
重要
メンションを受け取るユーザーがUniversal Channelを使いリンクされているすべてのチャンネルのワークスペースで、アカウントを所持している場合は、リンクされているユーザーへのメンションを使用してください。
ニックネームは、自分が使用しているチャットツールとは異なるツールを使用しているユーザーにメンションを送ることができるようになります。
例えば、Slackユーザーは、Teamsユーザーにニックネームを割り当て、会話の中でそのユーザーに対してメンショ ンができるようになります。
この機能を有効にするには、ユーザーはまず外部ユーザー用のニックネームを設定する必要があります。
以下に説明するように、自分の使用しているチャットツールに合った手順で行う必要があります。
完了すると、ユーザーは${nickname}
フォーマットを利用して外部ユーザーにメンションすることができるようになり、ニックネームは受信者の実際の{nickname}
に置き換えられます。
重要
異なるワークスペース/テナントの複数のアカウントに同じニックネームを設定することが可能です。
そうすることで、1 つのニックネームで、同じ通知を受け取る関連するユーザーのグループが効果的に形成されます。
例えば、Teamsユーザーのたろうが、Slackユーザーのまもるに対してTeamsのメッセージでメンションしたいとき。
まもるのニックネームを設定し、次のようなメッセージを送ります:
すると、まもるはSlackでたろうの名前をしたPritellボットが中継したメッセージの中で、自分がメンションされたという通知を受け取ることができます: